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病院勤務の理学療法士が転職して感じたこと

2022.01.18

私は社会人3年目になるタイミングで転職をしました。

 

新卒で一般病床、地域包括ケア病床、回復期病床に加え、外来やデイケアも併設しているいわゆる地域の総合病院に就職しました。

 

そこで2年働き、現在は医療介護福祉系の事業を行っている株式会社にて働いています。

 

本記事は病院→企業(訪問看護)へと転職した私が感じたことをつらつらと書いていきたいと思います。

あくまで私が働いていた病院との比較から感じることなので、ひとつの参考程度に見ていただけたらと思います。

 

今回は以下にある2点。感じたことについてまとめていきます。

 

・コミュニケーションの難しさ

・経営方針の共有

 

1 コミュニケーションの難しさ

これは企業というよりも訪問看護ステーションと病院での違いになるかと思います。

訪問看護ステーションで働いてまず感じたことがコミュニケーションについてでした。

 

対ケアマネ、対スタッフと相手別にまとめていきます。

・対ケアマネ

訪問看護ではケアマネと連絡を取る機会が頻繁にあります。
普段から患者様のことを見ている病院の看護師や医師と話すのとは異なり、頻繁に利用者様と顔を合わせるわけではないケアマネと電話でコミュニケーションを取るのは簡単ではありません。要件やこれまでの経緯などをいかに端的に伝えることができる能力は必要になります。(もちろん病院でも必要ですが)

 

・対スタッフ

訪問看護では事業所にいない時間の方が長いので、ほとんど顔を合わせないスタッフもいます。申し送りや共有事項、ケアの検討などを話す機会が病院と比べると極端に少なくなってしまいます。次いつ会えるかわからないスタッフもいるため、対面で話せる時には積極的にコミュニケーションを取る必要があります。さらに簡単な共有や早急でない場合はチャットで済ますことも必要になってくるので、内容に適した手段を選択する必要があります。また相手の訪問スケジュールの確認等も必要になってきます。

 

2 経営方針の共有

多くの企業には、経営理念やミッション/ビジョン/バリューといった企業が目指すものや行動指針が定められています。私が所属する会社にもあり、年に1度経営方針説明会と称して、1年間の振り返りと次年度の目標や今後の会社がどんな事業を行っていくのかが全社員に共有されます。

こちらは病院時代にはなかったもの(理念等はあったのかもしれませんがほとんどのスタッフが知らなかった)です。

 

会社として向かう方向性をはっきりさせることで個人が会社からどんな思考・行動をすることが求められているのかがわかりやすくなります。スタッフの意識や価値基準が統一、共有されるため、一体感が生まれ、結果として各スタッフのエンゲージメントも向上します。

人事評価の際にも自分のどんな行動が評価されて、改善するポイントはどこなのかがわかりやすくなるため、モヤモヤしながら働くことがなくなりました。

 

以上の2点が私が転職して感じたこと。今回の記事で皆さんにお伝えしたいものになります。

かなりざっくばらんに書き記してしまいましたが、病院という組織から転職したからこそ感じたことです。

 

なんとなく企業への転職に興味がある方。ぜひ1度お話ししましょう。
下記から申し込みください。

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