2022.02.01
「新卒の理学療法士/作業療法士はどこに就職した方が良いのか。」
この記事を読んでいる学生の方も悩んでいるのではないでしょうか?
また既に働いている人も学生時代に悩んだり、実習生から聞かれることもあるのではないでしょうか?
急性期病院?回復期病院?クリニック?訪問?等々…
結論から言います。
圧倒的に一般企業がおすすめです。
なぜか。
理由は大きく2つあります。
①理学療法士/作業療法士の免許があれば、未経験でも病院等で働くことができる
②新卒で理学療法士/作業療法士として臨床業務に専念した後に、一般企業に転職する際は転職先がめちゃくちゃ絞られる
それぞれについて細かく解説をしていきます。
なお、この記事の内容は実際に、新卒でIT企業にいった私の体験談や周りの人の体験談を元に書いていますので、1つの考え方として捉えてください。
①理学療法士/作業療法士の免許があれば、未経験でも病院等で働くことができる
こちらはそのままの通りですが、理学療法士/作業療法士は国家資格として名称独占の権利が付与されているため、資格があれば診療報酬を算定することが出来ます。
また、実際に臨床業務未経験の中途でも病院やクリニック、訪問などで求人情報は出ており、エージェントの方からも紹介いただけました。
そのため、新卒で臨床業務を行わない一般企業に行ったとしても、その後に戻ることは比較的簡単に出来ます。
また、一般企業で働いたことがある医療従事者は少ないため、視点や仕事の進め方などで、他の方とは違う価値も出しやすいです。
②新卒で理学療法士/作業療法士として臨床業務に専念した後に、一般企業に転職する際は転職先がめちゃくちゃ絞られる
こちらもそのままの通りですが、新卒で臨床業務に専念する仕事をした後に、一般企業に行こうとしても転職先はかなり絞られてしまいます。
専門職は良くも悪くも専門的な働き方をします。
専門的な知識を身につけ、専門的な仕事を行うことはリスクもあります。
一般企業で求められることは、「一般企業で仕事を進める力」です。
しかし、理学療法士/作業療法士の様に専門的な働き方をしている場合、上記の力が身に付きづらいです。
そのため、完全未経験の中途を募集している所になりますが、かなり業界、業種が絞られてしまいます。
また、実際に転職したとしても仕事の進め方などでかなり苦労している方が多いです。
逆に新卒の場合、他の大学などと同じ状態で新卒就活をすることになるため、中途ではいけないような企業で働くことが出来ます。
実際、私も新卒という武器を使い、中途ではいけないような企業で働きました。
ということで、改めて理学療法士/作業療法士が新卒でいくべきは一般企業です。
今回の記事では新卒で一般企業に行った場合、選択肢が広がることをお伝えさせていただきました。
次回の記事では実際に新卒で一般企業に行って良かったことなどを書いていきますので、是非そちらも読んでみてください。
また、現在一般企業で働きたい理学療法士/作業療法士向けに、キャリア相談を実施していますので、興味がある方は是非ご参加ください。
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