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新卒理学療法士/作業療法士が働く上で身につけるべき3つの能力!!

2022.02.12

これを読んでいる皆さんは、3月まで学生でこの4月から理学療法士/作業療法士として働き始めた方が多いかと思います。

 

働くことはワクワクしているけど何をしたらいいのかわからない。やっていけるかな?そんな不安を抱いている方へ。

今回は新卒の理学療法士/作業療法士が働く上で身につけるべきことをまとめました!

 

(病院や施設などで働くことを前提としてまとめたものになります。)

新卒の理学療法士/作業療法士がやるべきことは・・・

基礎解剖?歩行分析?運動学?…違います。

 

社会人基礎力です。

 

社会人基礎力とは、「長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力」と経済産業省で定義されています。

 

具体的な中身として、社会人基礎力は3つの能力と12の能力要素から構成されています。

この3つの能力が身につくような行動をしましょうと言うのが私の考えです。

 

1つずつみていきましょう。

 

⚫️考え抜く力

これは「課題発見力」「計画力」「創造力」から構成されます。

この考え抜く力に関しては、まずは臨床にひたむきに取り組むことだと、私は思います。

臨床に出る以上、目の前の患者様、ご利用者様に最適な介入を行う。そのために現状から課題を発見し介入プランを立案することが何よりもやるべきことであると思います。

その中で余裕が出てきたら、

こちらの記事(https://www.assthera.com/rehavoice/topix/topix-1043)でも説明しているように、組織課題に対して提案できるようにしていきましょう。

 

⚫️前に踏み出す力

この力は「主体性」「働きかけ力」「実行力」によって構成されます。
この力は1番難しい事かもしれません。多くの新入社員はやるべきことが分からなかったり、どこまで自分の判断で動いていいかわからないため受け身になりがちです。
ですが、受け身のままでは言われたことを実行するだけの社員になり、その仕事しかできなくなっていくことが予想できます。

組織で勉強会や新たな業務に関して募集があった時に、勇気がいりますが手をあげて自らチャレンジしてみましょう。
上記3つの要素に関しては主体的に動くことで、周りを巻き込み、その仕事をやり抜くといった流れで繋がっているため、まずは好き嫌いせずに目の前に転がってきた機会を掴みにいきましょう。

特に新人の頃は自分の得意・不得意が分かっていない状態なので、色々なことにチャレンジしていき自分が得意とする事、苦手とする事を理解していきましょう。

 

⚫️チームで働く力

「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」によって構成されています。

”発信”と言われるとSNSなどを思い浮かべる方が多いかと思いますが、新卒の方がまずやるべきこととして挙げるのは、先輩や他職種への適切な申し送りです。現状はどうで、何に困っているのか。これだけでもいいのでコミュニケーションをとることがチームで働く力を身につける最初の一歩です。

また、伝える際にも状況を正確に把握し、相手に無駄なく簡潔に伝えることを意識しましょう。

仕事においてのコミュニケーション力があるというのは単におしゃべりな人ではありません。相手に伝えるべきことを簡潔に不足なく意思疎通出来る能力のことです。

これは普段から意識しないと身につかないため、普段から意識すると良いでしょう。
その後に勉強会や学会発表で文章に残したり、より大勢に伝えることができるようになっていくと思います。

 

以上、新卒理学療法士が身につけるべき3つの能力とを、社会人基礎力に沿ってまとめました。

これを読んでいる新しく理学療法士になられた皆さん、これからよろしくお願いします!!

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